【番外編】子育てについて思うこと① | okaka official site

【番外編】子育てについて思うこと①



世間では、児童虐待のニュースが後を絶たない。

SNSでも、虐待については、様々な意見が交わされている。

「虐待」「子殺し」

もちろん、決して許されるものではなく、産んでいない父親や継父がその犯行に至った場合なんかでは、助けなかった母親含め

地獄の奥底のもっと地の果てまで堕ちて滅んで欲しいと考える。

ただ、今現在、幼児と小学生の母親で、都会でワンオペで育児に取り組む自分としては、

綺麗事抜きに、わかりみというか、他人事とは思えない。

特に、幼児である娘は、誰かに似て(?)気がめっぽう強く、頭も切れ、脳もぐんぐん成長段階。

要求が、人を人とも思わないもの(上着をきるな、〇〇からやり直せ、こちらが体調不良を訴えても遊びを何度も繰り返し終わってくれない)だったりして。

周りが大人だけで、一軒家だし、泣き叫ぶことが許されていた、長子だともっと上手くやれただろう(ただ、長子は長子で初めてのことばかりで私も体調悪く結局壁に当たる時期が違っただけでうつ状態だったな)。

長子の対応もして、体調をみながら、娘の対応も。早く寝て欲しい、タイムスケジュール通りに過ごしたい。例えば寝るのが遅くなり、子どもが体調を崩した場合、責任含め全て降りかかってくるのは自分だ。


ついさっきまで、ケラケラと笑っていたのに。世界一可愛い、大好きという気持ちに嘘は無いのに。

寝室が、異世界のように、二人だけの暗闇に入っていく。

視界がグッと狭まり、自分が自分じゃなくなっていく感じ。

海外では、学校などでいじめがあった場合、いじめた側をカウンセリングするそう。

そう、本来、小さな子どもに手を出すなんて、狂っている行為。

どんなヤンキーでも、ギャルでも、出産って、命懸けな仕事で、一つの奇跡。

普通に考えて(※例外はある)、こんな結末を望んで、虐待する母親なんていない。

ましてや、直接的な意思疎通が叶わない障害を持つ子どもだったら。

むしろ「そう」ならない(狂わない)人、どうやってるの?というくらい、母親にはサポートが必要だと思う。

前の記事にも記載した通り、きっと心を無にしている部分も大きいんだろうな。お母さんたち。

今の今は、私自身下の子が幼児なので、怒りすぎてしまう、キレてしまう、系のことが毎日綱渡りだ。

娘に至っては、一度、2歳の頃「川崎病」で入院になったりして、息子に続き完全母乳だったこともあり(超楽だからやっぱり母乳になった、ただ完母はやはり病み要素が多い)完全にうつ状態だったと思う。

今でこそ、毎日毎日呪文のように育児の大変さ、苦しさ、どうあるべきかの考えをシェアして、夫も理解しているが、

夫にものすごい八つ当たりをして、この状況が無理なら、離婚でもするのなら、全員で「死ぬ」しかない。と深夜、子どもを抱きながら泣いていた。

「死ぬしかない」  暗い暗いトンネル。

毎日、毎時間、毎秒をこなしていけば、いつかそのトンネルを抜けるでしょう。

反対を言えば、こなしていけなくなったら、トンネルからは抜けられない。

・・・。

一人ではここまで来れなかった。ググッと狭くなった視界に、たった一つでもいいから穴を開けることができたら。

誰にも期待はできない、動かせるのは自分自身だけ。だからまずは、自分を動かして。

例えば、どう思われてもいいから、夫に、いなければ親に、いなければ自分宛てのメール、Xでもいいからその思いを書いて送ってみる。

(私でよければ、いつでも話を聞くけれど、ハードル高いですよね)

子どもとたった二人の異世界に、穴を開けないといけない。




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