20231115 脳性まひの小児科医から真の自立、依存について学ぶ ※削除予定の頭の中※ | okaka official site

20231115 脳性まひの小児科医から真の自立、依存について学ぶ ※削除予定の頭の中※

自立しなさい!とよく言うけど、

自立って何? 依存って何?

自立しなさい、などよく言われるが、自立とはそもそも何なのか。

一般のイメージ・・・自分で何でもやる。

障害をもつ自分は一人ではトイレも行けない、何もできない。

では障がい者は一生自立できないのか?

人間は一人で生きていない

→電車は誰かが動かし、服も誰かが作っている。

 トイレに一人で行ける、などはできる人が多いだけの話。

東日本大震災・・・エレベーターが止まった。

健常者は階段で逃げることができた。

健常者のためにインフラがつくられている。

たくさんの選択肢、依存先を持っている

マルチディペンデント:自立・・・選択肢がたくさんある。支配されないこと

依存先が1つしかないと、そこから支配されてしまう。

例:障がい者である本人は、小さい頃はケアしてくれるのが母親しかいなかった。

→母親がケアしてくれなくなったら実際生きていけない。

 どうしても母親の顔色を見ることになる。権力関係が発生しやすい。

 18歳になり、介助者を増やすと、そうではなくなる。

【自立とは、依存先を増やす行為なんだと気づく】

例:

無人島でも、太陽の光に依存して生きる

人工呼吸器までフォーカスすると、内臓に依存したり、腸内細菌に依存、自分の身体に依存していることになる。

障害児の親の自立について

障害を持っていると依存先が少なくなる

→障害を持っている親も2次的に依存先が少なくなるということがある

依存症について

依存症・・・過度なアルコールやタバコ、ギャンブルをやめたいのにその習慣をやめることができない

いじめや虐待など、過去に対人関係における深い傷つきを経験した人が、確率として依存症になる確率が高い。

【人や動物はとても弱い。あらゆるものに依存して生きている】

対人関係に傷つきがあると、水平な人間関係における依存が怖くなり、他の依存先への依存が高くなる

→「自分依存」が強くなる 等身大の自分に鞭を打ち続けて、自分の仮面を分厚くする

「自分依存」が、水平な依存より上回る場合は、過度な自己責任論や能力主義になってしまう

【依存先を分散させることが重要】

東日本大震災:

健常者は、エレベーターが止まったら階段で

障がい者は、エレベーターに独占されている

健常者は、あれがダメならこれがダメ、ということができる

一つ当たりの依存度の深さは、依存先が減れば深さを増す

社会が依存先を多く分配している人をマジョリティというのかもしれない

依存は人にとって必要不可欠なもの

他人に依存することを「悪」とされるが、そうではない

【特定の依存先から支配されることなく

豊富な依存先から選択できること

こそ「自立」である】

素の自分を受け入れてくれる人がごく一部に限られ、他では仮面をかぶらなければならないと感じてしまう

現代だれもが依存症とも言える

【自分の無力さを自覚し、依存必然性に気づく

そこから仮面を脱いで、水平な人間関係の構築がはじまる

→人間にとっての最大の強み】

引用:

【落合陽一】自立しなさい!って何?脳性まひの小児科医、熊谷晋一郎 https://youtu.be/8J5TQBxaQaU?si=eoMq2icUOOLrC6s1

【落合陽一】小学校高学年の17%は幻聴を聞いている!なぜ https://youtu.be/tAWTnY_GZEk?si=imB7NQi3mUThpCsX

依存の価値を再考する | 晋一郎 熊谷 | TEDxHitotsubashiU https://youtu.be/uvTNNoXsFc8?si=1haWhwTRlYbeC9Ip

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